2011年11月15日火曜日

The Rock is Back!

とりあえず、先週RAWの感想。
今回はハロウィン当日ということで、人気番組「ザ・マペッツ」のキャラがゲストで登場してました。自分には馴染みがないので、狂言回しとしては今ひとつ実感が沸きませんでした。

プロローグ
オープニングで早速ロック様がVTRで登場!! 昔と変わりない絶口調でサバイバーシリーズ参戦を表明しますですよ。実に7年ぶりの試合ですよ、奥さん。レッスルマニアXXでエボリューション相手にRock'n'Sock Connectionでやって以来ですからねー。
ようやく映画関係の契約が切れたんですかねー? 何しろ役者によっては「自分で自動車運転しちゃダメ」とか、かなり厳しい制限があるみたいですしねー。以前RAWのホストとして登場した時に比べ、大分パンプアップしているみたいですし、レスリングの訓練もやってるんでしょうね、きっと。いやー、サバイバーシリーズが楽しみですな。

CMパンク×マーク・ヘンリー
いやぁ、相変わらずマーク・ヘンリーはしょっぱいですなー。昔に比べて上手くはなっているんですが、15年もやってこの程度ではどうしようもないと思うんですが、どうですかねー。これで世界ヘビー級王者ですから、正直何考えてんだって思いますです、はい。一方、CMパンクはよくやってますねー。プロレスを面白く魅せることでは五指に入るのは間違いないですね~。
ストーリー&試合の方なんですが、ようやく悪人面が板に付いてきたロウリネティス人事部長兼臨時GMが、CMパンクのWWE王座挑戦権を駆けてマーク・ヘンリーと試合をさせます。CMパンクが有利に試合を進めるも、デル・リオがCMパンクの挑戦を邪魔するために、ロドリゲスにヘンリー攻撃を命じて、CMパンクの反則負けという結果。

DIVA'sバトルロイヤル
サバイバーシリーズでのDiva's王座挑戦権を賭けてのバトルロイヤルですよ、奥さん。ハロウィンということで参加するDivaはみな仮装してます。10年前ならもっと色っぽい格好だったか、ブラ&パンティマッチだったりしたんでしょうけど、今は放送コードが厳しいからなぁ……。
試合は存在感の薄いDivaが次々と脱落して行って、最後にイヴがナタリアを突き落として王者挑戦権を獲得しましたですよ。
正直、今のDivaの位置付けがはっきりしないんですよね。試合でアピールするでもなく、ストーリーに絡んでくる訳でもなく、この先どうして行くんでしょうかねぇ。

エア・ブン×ローデス&バレット
タッグ戦の位置づけが、相変わらず中堅どころの使い回しに留まってますねー。確かにタッグチームは最後扱い辛いので、オンリーワンになってしまったWWEでは育てにくいんでしょうけど、やっつけ感がいなめないですね~。タッグチームでタッグ名がついてるのはエア・ブンぐらいでしょう?
上手いタッグチーム同士の試合は躍動感と緊迫感があふれ、本当に観ていて飽きない、というか眼が離せない試合になるんですけどねー。
で、この試合で存在感があったのはバレットでした。CORE解散以降も上手く生き残っているんじゃないでしょうか。実力と迫力はあるので、そのうち再び王座戦線に戻ってきて欲しいですね~。しばらくはこの辺りで出番待ちって感じですかねー。

アルベルト・デル・リオ×ビッグショー
今回一番いい試合でした。デル・リオも実力を十分発揮できたと思います。伊達にドス・カラスの息子というだけじゃないですね~。"世界最大のアスリート"ビッグショー相手にこれだけの試合を見せてもらえれば十分です。ヒールであるうちに実力をアピールしておかないと、ベビーターンした時に「Del Rio Sucks!」の罵声を浴びちゃいますからね~。
試合ですが、三角跳びで延髄切りをかまそうとしたデル・リオにビッグショーのカウンンターが炸裂し、ビッグショーが勝ちました。
で、その直後、事前にロウリネティス臨時GMから「デル・リオがOKと言ったら王座挑戦を認める」との言質を取ったCMパンクがリングに登り、倒れているデル・リオにアナコンダバイスを決め、無理やりOKを言わせますた。ここら辺は中々凝ってますね。ただ。もっと練り込めばより良くなったと思いますですよ。

ジャック・スワガー×サンティーノ・マレラ
マレラは上手いレスラーですし、今や唯一のコメディチックに試合ができるキャラですから、マレラがRAWで試合に出ること自体に不満はありませんし、大賛成なんですが、問題は対戦相手で、スワガーがここでこの試合をする意味が判りません。
ジグラーと組んでタッグ戦線に行くわけでもなく、ビッキーがスワガーをWWE王座戦線に絡ませるよう動くギミックもないですしねー。確かにプッシュされる時期とそうでない時期がありますが、スワガーの扱いがあまりにも不憫でしょうがありません。ECW世界王者だった頃の勢いはどこにいっちゃったのかなぁ。本当にTNAに移籍しちゃいそうな感じがしますですよ。

ザック・ライダー×ドルフ・ジグラー
スワガーとは真逆に勢いに乗りまくっているのがザック”ブロウスキ"ライダーで、ジグラーに見事勝利ですよ。ブロウスキブートにラフ・ライダーと見せ所も十分でした。一軍の中では一番実力的に劣るとは思うんですが、勢いがありますね。こういう時に化けないと上にいけませんからね。
ジグラーはやっぱりキャラ立てが必要です。いつまでも「ビッキー・ゲレロの若いツバメ」キャラではしょうがないですからねー。どうキャラ立てるかはエージェントも相談に乗ってくれますが、最終的には自分自身に合ったキャラでないと無理が生じますから自分自身で考えないと。アンダーテイカーのアメリカン・バッドアスみたいな無理のないキャラ立てができることを祈りますですよ。

ミズ×ジョン・シナ
メイン戦でしたが、退屈な試合でした。「Cina Sucks!」の罵声が飛ぶように決してプロレスが上手とはいえないシナとしょっぱいミズの試合ですからねぇ。まぁ、尺の問題もあったんでしょうけれど。
シナはしょうがないですよ。ホーガンがプロレス上手かったといえばそうではありませんでしたし、キャラ的にもプロレスに対する態度にも文句ありません。バックステージでどうかは判りませんが。
一方、ミズはクリス・ジェリコ的なポジションに収まりたいんでしょうけど、ジェリコはプロレス上手かったですからねー。本人も努力をしているんでしょうけれど、メイン戦に出るということは団体の看板を背負うも同然ですからねー。早くなんとかなるといいなー。